ブループリント

(※これは廃墟となっていた過去のBlog「青色灯」のサルベージ記事です。サルベージ日:18/6/22 オリジナルのポスト日は投稿日時参照)

 

はじめまして、aopyと申します。


簡単に自己紹介すると、京都/大阪のインディー・ロックバンド、Bathroom SketchesのG/Vo/Syn、デジタルユニット、Moles Regimeのコンポーザー、それに音楽の物書きをしています。


この度、ブログをはじめることにしました。
いや、今まで何度もブログを始めようと思っていたのですが、機会もなくて、また難儀なのもあって、実現できずにいました。


今回、ブログを始めようと思ったきっかけは色々ありますが、大きな決め手になったのはバンドで1stフルアルバムをリリースして、自分のサイトのコンテンツをより充実させようとバンドでブログを始めたことですかね。
ただ、バンドのブログでは、あまり僕は書き込まず、他の3人のメンバーに任せるというスタンスに決まりましたので、下手に書き込むこともできず困ったな、と。意外とブログを久しぶりに始めたら面白かったんですね。


それが今回、ブログを始めるにあたって、大きな理由になった訳ですが、前々からブログをやりたいとは思ってました。

理由は、SNSでの自分の立ち位置の窮屈さ(と言っても自分で自分を縛ってるだけだけれど)ですかね。
あえて語弊を怖れずに言えば、バンドマンとしての僕よりも音楽の物書きとしての僕という認識の方が強いと思うのですよね。僕個人としては、常に音楽(やら何やら)の物書きである前に、バンドマンという自己認識ですが、露出としては、音楽の物書きとしての僕の方がやはり前面に出ている気がします。これも結構変な話で、中高時代から僕をご存知の方は、大体バンドマンとしての僕であって、音楽の物書きの僕ってのは変に思う人も多いと思います。難しいですね。

何はともあれ、SNS上あるいは大学以降に僕と知り合った方で僕を認識している方は、多くが音楽の物書きとして、ではないかと思われます。

ここで言っているSNSってまあ、ストレートに言えばTwitterのことですね。
そもそも僕は中学時代はまあ置いておいて、高校時代から組んでいたバンドのサイトで活動していて、某SNSに入り、そこでやたら疲れたので、08年か09年の早い段階で、Twitterでツイートしていました(今になってみれば、その某SNSも巷では終わったコンテンツとされているようですが…)。

最初は某SNS疲れで避難するかのように、始めたTwitterでした。
一介の大学生として、超テキトーにツイートしていたのですが、幾つかの音楽メディアと関わらせていただくようになり、プライベートでは存じてないフォロワーさんも増え(僕は基本的にプライベートで親交のないフォロワーさんをこちらからフォローすることはないので申し訳ないと常々思いながら)…気がつけば音楽のツイート、しかも自分がメディアで取り挙げているような音楽のツイートしかできなくなっていました(自分のバンドのツイートはしますが)。

これ、完全に自意識過剰かつ神経質なだけだと思いますが、変に気にしていて、気がつけば、ツイートは丁寧語に、フォロワーさんにどんなツイート(情報やネタ)を届ければ良いのだろう…などと自意識過剰なことを考え、自分で自分の首を絞めることになっていました。
また幾人かのプロのアーティスト様方にもフォローしていただいているので下らないことは書けないと思っていました。
あと性質上、ある程度、最新の情報を届けなければならない、と強迫的に思っていました。例えば、音楽だと新譜に絞ってツイートしなければならない、実は聴いていなかった昔のアーティストを聴いて、良いなと思っても現代に合わないから自粛だとか。まあこれはTwitterの性質上、リアルタイムが重視されるので、ある程度、どなたでもそうでしょうが。
で、なんだかんだで自分の自意識過剰なのと強迫的なものがあって、窮屈だな、と。


なので、音楽はもちろん、それ以外の色んな作品の批評とも言えない感想だったり、日常のしょうもない出来事などを書き記すまたはアーカイヴする場所がほしいな、と思ってました。
そこで、バンドのブログが始まったことが後押しになって今回ブログを始めました。


このブログでは、上記のような音楽はもちろん、それ以外の今昔を無視して色んな文学やら映画やらアニメやら色々な作品の感想を言ったり、日常のしょうもない出来事を書いていこうと思います。
そして、その性質から、いい加減、丁寧語をやめたいと思います。


なんで、自分の青臭く考えた物事やら、しょうもないことを書いていこうと思う。

元来、自分は変に神経質なことを除けば、テキトーに色々だべることが好き。
もちろん、それはプライベートで友人とかと喋れる時はもちろん、何でも良い意味でのテキトーなものは好きなんです、ジャンクなものが好きと言ってもいいかも。
基本的に何か常にいちいち理詰めでいくのだけれど、それこそ話のオチがないような、グダグダと喋ったり発言したりするのも好きです。
心理学か何かの本で(こういうテキトーな言い方ね)、男性は会話(電話やメールも含む)に話の論理性やオチを求めるのに対して、女性は論理的でなく感情の交換を求め良い意味でオチもないってのを読んだ気がするのですが、そういう意味では、結構女性的なコミュニケーションが好きなのかも知れない。ファーストフードの店、それこそマクドやらバーとかで脈絡のない話をダラダラお互い話すの好き。なんで気の合う人とは性別問わず長電話も結構する。「お前どんだけ話すねん」と。
まあ1人の時間がそれより好きなんで、それの保養と自己顕示欲と色々からついつい話が長くなるんやけど(この記事も現時点で多分めっちゃ長い)。


何でこのブログは神経質になりすぎずに適度にテキトーにいきたい。
そもそもブログタイトルも、「青」という単語からパッと連想して、何か赤色灯とは逆に神経を落ち着かせ犯罪を少なくするという「エセ科学」の青色灯をくっつけたものだし。
個人的に「エセ」とか「フェイク」とか「まがい物」とか「もどき」とか、そういった感覚が好きなので。


とりあえず、最初の記事はこんな感じにする。
それではテキトーに宜しくお願い致します。