The Posies『Dear 23』

(※これは廃墟となっていた過去のBlog「青色灯」のサルベージ記事です。サルベージ日:18/6/22 オリジナルのポスト日は投稿日時参照)

 

また忙しくて(半分タイミングを見失って)ブログの更新ができてませんでした。。

さて、誕生日前夜ということで、ブログを更新したいと思います。
まあ前夜と言いつつ、23:58分に書き始めてるので、もう既になってるのですが。。苦笑

11月4日が誕生日でして、アーティストだったら、小谷美紗子さん、Omar(Mars Volta/At The Drive-In)、Cosey(ex-Throbbing Gristle)などと同じです。他の有名人では、西田敏行氏、名倉潤氏、リリー・フランキー氏などと同じです。
小谷さんは、全く地区は違えど、同じ京都のご出身なので、何だか嬉しいです。
後は、架空の人物では、峰岸あやの(『らき☆すた』)、美袋命(『舞-HiME』)、糸色望(『さよなら絶望先生』)と一緒です。峰岸は地元の企業がアニメーションを制作していて、美袋の方は個人的な第二のホームタウンの愛媛が舞台の作品の人物ということで何か縁があるのかな、と思います。

しかし、それよりも絶望先生と一緒ということに絶望し(てい)た!
たしか中学くらいに『~絶望先生』読んだ時に、糸色先生が言ってたのですが、たしか11月4日だと十月十日で逆算したら、「製造日」(原文ママ)がクリスマスイヴとかぶるんですよね…で、糸色先生の台詞が「絶望した!クリスマスベイビーな自分に絶望した!」みたいな感じで。笑 


まぁ、という訳で(相変わらず何が「と言う訳」なのか不明だけど)、誕生日になりました。
The Posies『Dear 23』を聴いてました。PosiesのJonやAuerがどういった意図で、このアルバムタイトルを決めたのか知らないのですが、クールなネーミングだと思います。また1曲目の「My Big Mouth」~2曲目「Golden Blunders」の流れがオープニングとして、とても(ブラックユーモアに満ちていて)素敵です。
「Golden Blunders」なんか学生(高校生くらい?)のカップルが良い感じになって、取り返しのつかない失態を犯してしまって、"You're gonnna the guilt forever"という、何と言うか、(援助交際などが特に取り沙汰され始めて若者の貞操観念がより疑問視された)90年代初期から現代に向けた(今で言うと所の)「リア充爆発!」みたいな節を、オルタナティヴに屈折させて歌ったもの…でしょうか。笑 そして、サビはART-SCHOOLの超初期の名曲「Fiona Apple Girl」にメロディラインがまるまる借用されているのでARTファンの方も楽しめる曲になっています。

 

この1年間は、環境的には色々と(客観的に見ても)大きく変わったと思いますが、何だか精神的には、ある種、恒常的なまでにローに過ごしていたので、あんまり成長したとは言えないかも知れないかも。。「経験」と「成長」は、また違うという意味で、「経験」はかなり増えたけど、「成長」は頭打ちになっていたような。。

とは言いつつ最も大きかったのは何と言っても、自分が2010年から組んでいた京都/大阪のインディーロックバンド、Bathroom Sketchesがデビュー1stフルアルバム『(…Across the)Yellow Town, Pink St.』を全国販売でリリースできたことですね。このアルバム、バンドのブログでも書いてたのですが、2012年初頭から制作を始めて1年半の制作期間を経てやっとリリースできたんですよね。
バンドのブログとして(バンドマンとして)、ある程度、これを言ってはいけないとも思いますが、せっかく個人ブログなので言うと、このアルバム、こうして全国販売できただけで、個人的には嬉しいものです。
と言うのも、このアルバム、バンドのブログにも書いてますが、本当に制作期間が長く、正直、完成させるとか不可能では…?(個人的には、良い意味で大して高難度ではない曲ばかりなのに)と思ってたのもありますし、高校時代から自分が憧れていたクリエーターやメディアの方のご協力を経てリリースすることができたからです。高校時代と言えば、僕は一介のベーシストでBathroom Sketchesでの自分のパートであるG/Vo/Synどれも(バンドでは)担当しておらず、まさか(メンバーはもちろん、制作に関わっていただいた多くの方を含め)こんな編成で、自分のバンドが全国的にCDをリリースできると思ってなかったのです。曲も歌詞も書き方は高校時代とは全く違っていますし、物事、何がどう転ぶか分からない。
まあでも今のバンドメンバーは全員、高校時代の仲なので、高校時代に感謝したいです。個人的には、男性メンバーに紅一点の女性メンバーという構成は(ライナーを担当して下さった犬飼さんにも書いていただきましたが)、昔から長く夢だった(Smashing PumpkinsSuperchunkSonic YouthPixiesNUMBER GIRLSUPERCARなどの90'sオルタナ勢をはじめ、VelvetsやTalking HeadsNew Order、Silversun Pickups、Base Ball Bearなどなど多くの個人的にフェイバリットのバンド編成)のもありますし、嬉しいです。


…と、これ以上はバンドの記事で独立してまた別の記事に書きたいと思います。苦笑

環境的に変わったんですけど、それはパブリックのもので、それがより活動の幅が広げられているのは良いですが、プライベートは大して変わらないと思います。それこそ、響宴なり狂騒の時期…(イエロー・タウン・ピンク・ストリート)を「横切って」、あるいは、脳内物質がめちゃくちゃに循環していたキマった状態から落とされて(落ちて)、まだ精神的には正気に戻ってるのに、身体的にはすくっと瞳孔が開いた目を自分で鏡越し確認しているようなシーンがずっと続く日々というか。遠い国で流れてるラジオを何かのトラブルでたまたま傍受してしまったみたいな(よく分からないたとえ)、膜がかかったような景色をただゴーグル越しで覗いているような、そんな感覚でした。あまりよろしくないですね。


僕自身が特に何か劇的に変わることはないと思いますが、より色々なコンテンツの幅は広げていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
「The World Has Turned And Left Me Here」(Weezer)の季節から「Changes」(Sugar/Base Ball Bear)の季節へ…といけたら良いんですが、どうなるんでしょう…??


と、こうして何かぐだぐだしてイマイチ気合いが入っているのか分からない言葉を重ねてるのも、かなり久しぶりに、「特別な日は特別にしなければならない」という、昔やってたSNSで言ってた自分の悪い強迫神経的なやつが出てきてる感じがするのです…苦笑
この「特別な日は特別にしなければならない」という一種の縁起妄想的な感覚は、例えば誕生日やお正月などに表れます。「(誕生日やお正月は)縁起の良い日なのだから、縁起の良い一日で収めなければならない。特別な日なのだから、特別な一日で終えなければならない」という嫌な思考が頭に上ってきます。と言うか、これ自体はもしかして、一般的な感覚かも知れませんが、これが悪い形で醸成されると、「特別な日なのだから良いことしか起ってはならない。悪いことが起ってはいけないから、一日そっと(精神的に引きこもって)いよう」となって、仕舞には「特別な日が特別に良いことが起らないのは、日頃の行いが良くないからで、それは自分の日頃の怠惰がゆえに…」などと思考がネガティブな方にスパイラルで作用していきます。

まあ、数ある中でこの種の神経症みたいなやつは、「特別な日」症なんで、その日を過ぎれば、寛解しますが、普段から神経質な性格な分、考え始めるとよろしくない!!ああ、でも考え出したら、例年いただく誕生日おめでとうのご連絡を時間毎に算出して、今年はどれくらいの推移を辿っているかデータとして出して調べたいという嫌な欲求に駆られてしまいそう(そしてそれを実際にちょっとでもし始めたその瞬間、確実に自分は精神的に友人が減る)みたいな。


と言う事で、ブログ記事を書き始めました。
あ、でも前に読んだ心理学の著書でやたらSNSでのポストやらブログ記事での文が長文になってる人は、典型的な神経症者ってあったな。。まあまだ自覚あるだけマシかと思いたいですが…(何だかんだで長文を書く人は、普段から「主観的に望んでいる量のコミュニケーション量を取られておらず、それを迂遠な文にすることで無意識的に自分自身を制御している、みたいな理論だったような。でもこの理論でいくと自分、昔から、主観的に望んでいる量のコミュニケーション量を取れていた試しなどほとんどないことになってしまうと思うけど苦笑)。。

と何や、これは。こういう妄想的な神経症から逃れようと思ってブログ書き始めたのに最後らへん割と言ってしまってるやないか。まあ、と、気付いた時点で、この記事を早々に全てデリートして、床に就くのが賢明な大人の態度なのでしょうが、僕は「誕生日は、一年で一度しかないのだから特別にしなければ!仕事など全て止めにして、楽しい一日にしなければ!」と思う子供の精神をいつまでも持っているので(これを数年前に友人に言ったら「良い歳してバカじゃない?」と言われたのですが…苦笑)、あえて、特にここで断念しまうことなく、適当に公開します。まあ大して重い話でもないですし。年に一度くらい、こういうくだらないポストでも構わないのではないでしょうか…(開き直り苦笑)?
あと最初の記事でも書いてましたが、適当な話でもOKな場を設けるために、ブログを始めたので、こんなどうでもいいくだらないポストでも良いのではないでしょうか…(開き直り)?


気を取り直して、こういった神経質的な在り方は忙しくしていれば、ある程度マシになると思ってて、今日も普通に連休ですが、全然休みじゃなく、あくせくしてようと思います。
ある種の神経質的な在り方は際限ない独善的な思考(ともすれば、自分自身を自分自身で支配する欲望を、もっと言えば、自分自身を超えてより他者を支配してしまおうという自分でも気付き辛い面倒な欲望)を生むと思っています。それが自罰的なものであったとしても(自戒を込めつつ)。


だから、誕生日はやはり落ち込みますね…
ではなくて、誕生日っていうか、これからの1年はより良くなっていけば…!!と思っています。